「仕事をお与え戴きまして」


東京地区 T.T

 大宇宙大神霊・仏様に対しまして、このたび新しく希望の仕事をお与え戴けましたことを、心より感謝をお捧げし、ご報告申し上げます。

 私は丸山先生より、今年5月9日に大変重大な貴重なご指導を戴きました。「貴方様はまだ、ご両親様への親孝行をしておられません」と愛深くおっしゃって頂き、人様に尽くす前にご両親様への孝行が先であり、ご両親様へ孝行をさせて頂くことこそ、私自身が幸せになる道であること。そのご両親様の幸せとは、第1に私の結婚であり、第2に仕事であることをご指導頂きました。以前の金沢地区学修会でも、ご両親様の悦ばれることを第1に考えることにより、私自身の道が開かれることをご指導頂いておりましたが、なかなか実践出来ておりませんでしたところへ、厳しい中にも本当に深い深い愛のお心でご指導くださり、心から素直に、先生のご指導を常に第1に意識に置いて実践しようと思わせて頂きました。

 丸山先生には、いつまでもご両親様にして頂く側ではなく、して差し上げる側でなければならないことをお教えくださり、自分自身がいまだに子供という立場でものを考えていることに、全く無自覚でありましたことをお教えくださいました。

 『ひかり』誌バックナンバー1998年12月号において丸山先生がお書きくださいました「他力と自力」の中に、次のような、偉大な主のお導きを掲載頂いておりました。

 「青年になり、働く能力があっても、親に甘えていれば何とかなると両親を頼り切っている、息子というものも考えてみることだ。そういうのを、道楽息子という人もあろうし、怠け者の腑抜けというだろう。こうした例も、両親に頼り切って生活しているということでは、他力ということだ。人間は、自立心が大事だということだ。一生懸命に働き、健康で平和な生活をしている子供達を見たら、両親は悦ぶだろう。悦ばせるということは、安心させるということにもなるし、親孝行といえるだろう。両親の慈愛によって育てられて成長してきた子供達が、親に孝行するということは、報恩の行為であり、人間の道であり、感謝の心を現すのは、当然のことなのである。その行為を忘れて腑抜けになってしまっては、人生において何の修行になるだろうか」

 このお導きを拝読し、丸山先生にはこのことをお教えくださったのではと、心に戴きました。また、『ひかり』誌1998年11月号の富山地区の「伝道だより」においては、次のような丸山先生のご指導が掲載されてございました。

 「私達はこの世で生まれてから自立するまでの約20数年間は、大方両親にお世話になりっぱなしで過ごして来ました。したがって、この間は、他力によって生きて来たことになります。人間は本来自力の修行をするためにこの世に生まれて来た訳ですから、学校を出て、自立したなら、早速親に対して報恩感謝の行いをすることが大切です。親に返さないまま甘えていてはいつまでたっても自力の修行は出来ないのです。親に孝養をすることは、生まれてからの他力を自力へ切り替え調和するために必要なのです」

 私はこのご指導によって、これまでご両親様の無所得の愛の庇護のもと、そのお守り頂いている環境に甘んじ、他力の人生を生きていたことを初めて分からせて頂きました。頂いたご恩はお返しするのが当然の道であり、私はもう、ご両親様のこれまでのご厚恩に対し、報恩感謝の親孝行をお捧げ申し上げる立場であることを、遅ればせながらようやく分からせて頂きました。本当に大変重大なことに気付かせて頂き、有り難うございました。

 丸山先生のご指導に沿い、ご両親様への孝行を第1に考えた思い、行いをするよう、意識を大転換することに努めて生活いたしました。

 最初に気付かせて頂きましたことは、母は良く「〜する?」とたずねてくださり、私の世話をしてくださっていることでした。そして私はそのことに対し、ただ「有り難う」と言って、母にして頂くことに何の疑問も持っておりませんでした。意識を変えることにより初めて、「お母さんは座って休んでいて。私がするから」と自分がさせて頂くべきことなのではと、恥ずかしくも気付かせて頂きました。何かをして頂くことにあまりにも慣れている自分の姿を発見させて頂きました。自分がさせて頂こうという思いで見ておりますと、母は本当に家族一人ひとりのことを、愛情を持って細やかに心にかけてくださり、お世話をしてくださっていることに気付かせて頂きました。

 丸山先生には、「意識をすることで、目に入ってくることも何もかもが変わってきますよ」とのお言葉をくださっておられましたが、そのように本当にいろいろな物事の見え方が変わってまいりました。特に、ご両親様や人様から戴いている愛、また神仏様から戴いている愛に、少しずつ気付かせて頂ける心にならせて頂いているように思います。

 『ひかり』誌2011年9月号の金沢地区・T.W様のレポートの中で、W様のお母様の「丸山先生に感謝出来なくて、神様や仏様に感謝出来ません」とのお言葉を拝読させて頂き、初めに拝読した際には直ぐにピンとは来なかったのですが、今は、ご両親様に対して感謝出来なくて、どうして神仏様に対して感謝が出来るのだろうかと、分からせて頂いたように思い、感動させて頂きました。本当にごく身近にあって、神仏様の無所得の愛を示してくださっておられるご両親様や、丸山先生に対しての感謝が出来ずして、神仏様に対しての感謝など出来るはずがないと、思わせて頂けるようになり、丸山先生には私に「貴方様は本当の感謝を知っておられませんね」とご指導くださっておられました「本当の感謝を知らない」とは、このことではなかったろうかとお教え頂けたように思います。

 まだまだ本当の感謝≠ノは程遠いのですが、それを知るための入り口をお教え頂いたように思い、心より感激感動、感謝いたしております。

 そうした中で定職を求めておりましたが、仕事に対する意識も変わらせて頂いておりました。以前の仕事を求める心は、自分がやりがいを感じ、好きになれる仕事はないだろうか、そういう仕事に出会いたいと、自分のことを考える思いだけで探しておりました。ですが、丸山先生より今年5月9日に戴いたご指導に沿い、まず仕事の面でも、ご両親様に安心して頂く仕事に就かせて頂くことが親孝行であると、第1に考えるように心がけ、次第に心から自然にそう思えるようにならせて頂けました。丸山先生には、以前の金沢地区学修会におきまして、「公務員に向いていると思いますよ」ということと、「以前やっていたことを生かせる仕事が良いと思います」ということをご指導くださいました。

 さらに今年5月9日には、仕事に関して次のようにご指導くださいました。

@JRや政府系の仕事(安定ということが大事)

A安い仕事ではなく、それなりの収入になる仕事

B帰りの時間があまり遅くならない仕事

 JRについてはこれまで考えたことはありませんでしたので調べておりましたところ、夏頃に募集がございました。見ると、残念ながら募集要項の年齢制限を1歳過ぎてしまっており、以前の私であればそれだけで諦めましたが、丸山先生のご指導にあったことだからと、思い切って応募させて頂きました。また平行して、JRの関連会社の方もいくつか採用募集があることを調べ、応募を検討しておりました。

 JRの方はやはり駄目だったのですが、ちょうどその結果が出た頃に公務員の中途採用試験があり、JR関連会社への応募はちょっと待とうという思いになりましたので一時中断し、そちらの公務員試験を受験させて頂きました。実は2年前も同じ試験を受け、そのときは最終面接で落ちておりました。目的意識も曖昧で、途中で迷いが生じたこともあり、この試験は自分が受けるものではなかったのではないかと思い、昨年は受験自体をしておりませんでした。しかし、なぜか今年はもう一度受験してみようという思いが出てきましたので改めて調べてみましたところ、丸山先生からご指導頂いていた条件にぴったり合うのではないかと思える採用予定がありました。

 そこは特定独立行政法人ですが、身分は国家公務員であること、政府系であり安定していること、霞ヶ関の中央官庁ではないため帰りの時間がそれほどは遅くならないと予想されること、さらに仕事内容は前職のコンピューター関係の知識や技術を生かせること……など、収入という点でどうかは分からないものの、ほぼ丸山先生のご指導にかなう仕事ではないかと思えましたので、そちらを第1志望として受験に臨みました。

 本当に奇跡としか思えないことに、試験の出来は決して良い方ではなかったと思うのですが、まずは1次試験、2次試験と通して頂けました。各試験の合格通知書が届いた時には、天から届いたように思わせて頂き、本当に嬉しく、感激と感謝の念でいっぱいになり、神仏様に対し心から感謝申し上げました。そして、最終面接を受ける機会をお与え頂くことが出来ました。最終面接では面接が3回行われたのですが、どの面接官の方々も穏やかなお人柄で、良く話を聞いてくださいました。志望動機をお答えする際には、第1に、公に奉仕させて頂く仕事を通して、今日まで社会から頂いたご恩を精一杯お返し申し上げたいこと、第2に、ご両親様をお世話させて頂く立場となるので、親孝行のためにも、ご両親様に安心して頂けるしっかりとした仕事を選びたいことを、はっきりとお話し申し上げました。

 3回の面接で3回ともご両親様のことをお話しする機会があり、面接官の方々はそうした思いを良くお分かりになってくださるような心在る方々のように思わせて頂きました。ある面接官の方は、「転職活動はご両親様と相談されていますか?」とお聞きになられ、「両親とは充分に話し合っており、両親も希望されているので応援して頂いております」と申し上げますと、「こういう質問は個人的なことで聞きにくかったのですが、それなら良かった、良かった」と大変悦んでくださるお姿に、本当に私の心が温かくならせて頂きました。それぞれ1時間程度の面接の中で心から打ち解けた温かい思いにならせて頂くような、本当に不思議で有り難い面接の時間でございました。

 面接官の方々のご質問に対しまして、非常にスムーズに、また心在る回答をさせて頂けたように思えたのですが、それはひとえに、日々法に沿って正しく実践することをご指導頂く中で、幾ばくか分からせて頂けたことをお話し申し上げることが出来たお蔭様であり、親孝行の道をお教え頂いたお蔭様であり、本当に本当に正法のお蔭様でございます。有り難うございます。有り難うございます。

 そして、その日の夜、内定のご連絡を頂けました。どの面接官の方も「ぜひこの方を採用してください、と非常にお勧めくださったのですよ」ということを伺い、このような方々とのご縁をお与え頂きましたことは、本当に神仏様のお蔭様以外にないと感激感動し、心から心から感謝をお捧げ申し上げました。

 丸山先生、まずは仕事の方でご両親様に安心して頂くことが出来ました。本当にご指導有り難うございました。

 もう1つの結婚につきましては、これまでの私は人付き合いが苦手で、前回不参加にしてしまいました高校の同窓会が、ちょうど11月に10年ぶりに開かれることとなりましたので参加させて頂き、友人達と旧交を温めることが出来ました。学生時代の私は本当に傍若無人で、友人達をたくさん傷つけてきたことを心からお詫びの思いで反省し、愛をお返し申し上げたいと思わせて頂いております。

 丸山先生には、「友人や先輩など、信頼出来る人に紹介してもらいなさい」とのご指導を頂いておりますので、そうしたご縁を積極的に大切にする中から機会がお与え頂けるのではないかと、これからも意識に置いて努力させて頂きます。

 この度、望みのままに仕事をお与え頂きましたことを、大宇宙大神霊・仏様に対しまして、偉大な偉大な主・高橋信次先生に対しまして、偉大なイエス様に対しまして、心より深く深く感謝申し上げます。

 いつもご慈愛一杯のご指導をくださる丸山先生に対しまして、心より心より感謝申し上げます。

 神仏様よりお与え頂きました仕事を、正しい目的意識を持って精一杯努め、自分自身の使命を果たせるよう精進努力させて頂きます。本当に有り難うございます。有り難うございます。有り難うございます。





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