「8月22日金沢地区学修会に参加させて頂いて」(3)


福岡地区 N.N

 先月8月22日、金沢での学修会に参加させて頂きました事を、大宇宙大神霊・仏様に心よりお礼を申し上げます。と同時に感謝のレポートが遅くなりました事をお詫び申し上げます。

 今回学修会に参加させて頂きましたのは、7月に右手中指を切断しました長男を、神仏様より奇跡を頂き、お救い頂きました事に対しまして、丸山先生に直接お会いさせて頂き、お礼を申し上げさせて頂く事を何よりの目的として参加させて頂きました。丸山先生、本当に有り難うございました。先生の居られます金沢での学修会では緊張の中にも大きな感動を頂きました。先生には、冒頭のお話の中で「皆さんのお心がそうなったからですが、天のお導きにより、なんの問題もなくお集まりになることが出来たのです。この会は天と直結の会です。皆さんも直結です」とおっしゃられ、私はこの場に居られた事がとても嬉しく、神仏様、守護・指導霊様にお礼を申し上げました。

 家に帰ってから、私はもう一度今回の長男の出来事について整理をしてみました。大きな原因は二つだと思いました。これは、大阪で長男の入院中に、Y様ご夫妻とお話をさせて頂く中で、気付かせて頂きました。その一つは、幼い頃の長男への愛情不足によるものです。長男が幼い頃夫婦喧嘩をしたり、仕事を理由にゆっくり話をする時間を持つ事が出来ませんでした。「3歳までに親の愛情を貰わない子は、風船玉の空気が抜けたような魂になり、その風船は、下に止まります。愛の溢れた子どもの魂というものは、常に喜びいっぱいで、うきうき弾んでいます」と、『ひかり』誌で学ばせて頂きました。3歳までに愛情不足で育った長男は、自信の持てない子どもになってしまったのです。一番大切な時期に愛いっぱいで抱きしめてあげる事が出来なかった事が、今でもきっと長男の心の中に暗い影となって残っているのだと思います。何か相談したい事があっても、「どうせ言ってもわかってもらえない」と思っているかもしれません。

 その曇りを取り去るために、私がやらなければならない事は、長男の反省をし、まずは可能な限り一緒の時間を持ち、同じ目線に立ち、どんな話でもよく聞いてあげる事から始めなければならないと思っています。

 次に他力信仰の反省ですが、私は正法に帰依させて頂き、『ひかり』誌の丸山先生のご指導を何度も読ませて頂いているにも関わらず、その恐さもわからず、まるで人事のように思っていました。30年以上も、祈る事で幸せになれると思っていた私は、なんに対しても他力になっていました。何か問題にぶつかっても、原因を追究する事もなく、祈る事によってその問題から逃避をするという、悪循環を繰り返していました。ご著書を拝読させて頂くとその中に、疑問・原因・追究という言葉がこんなにもたくさん書かれてあるのに、改めてびっくりしてしまい、何度も拝読させて頂きながら、さらりと読み進めていた事に気が付きました。子育てにも夫婦のあり方にも、この間違った考え方が、家族の中に不調和なものをもたらしていたのだと、やっと気付かせて頂きました。

 金沢の学修会にて、丸山先生が法友様にされたご指導の中で、とても印象に残ったおことばがあります。子供さんの進路を迷われている方に対して先生には、「あなたの善なる心に聞いてお話をしてあげるようにされたら良いですよ」とご指導をされました。私はこの善なる心について考えて見るのですが、自分の潜在意識に聞いてみても、まだ未熟な私には答えが帰ってくる事もなく、私の今の次元では 第三者の立場に立って物事を判断する事が精一杯です。毎日の生活の中で常に止観を怠らず善なる心に問い続けて行こうと思います。

 9月に入ってから私は小さな事に執着し気持ちが晴れず「これではいけない」と分かっていても、心が折れそうな日が続いていました。そんな時、一瞬にして心が満たされた出来事がありました。先日丸山先生からファックスを頂きました。私は「心の発見」を拝読している時でした。ひと月程前に提出させて頂いていましたレポートのお返事でした。有り難くも、勿体なくも私と長男の平安を毎日お祈りくださっておられ、長男と一緒に金沢への学修会の参加をお待ちくださっているとの内容でした。私は先生のお顔が目に浮かび、涙が一度にあふれだし、心の中が一瞬にして洗われるのを感じました。心が一番折れてしまいそうな時でした。丸山先生の大きな大きな愛を思い出しては、あとから、あとから涙があふれてきました。

 それから私は大切な事に気付かせて頂きました。先生からお与え頂きました愛や勇気・感動を今度は私が人様に分け与え、差し上げる事の出来る自分にならなくてはいけないのだと――。そのためには、とにかく自己確立をする事なのだと――。まだまだ低い次元ではありますが、ご著書から離れる事なく、小さな事から実践させて頂く事を心に決めました。

 最後になりましたが、嬉しい事がありましたので、ご報告させて頂きます。やはり私と一緒で長男と会話が弾まず、淋しい思いをしていた主人が、「先生がおっしゃられていたように、途中になっていた『心の発見』をきちんと拝読させて頂こうと思う」と言ってくれました。早い時期に、初心者勉強会に参加出来ます様に、日々精進して行きます。丸山先生、愛あふれるご指導を頂きまして、本当に有り難うございます。 





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