「金沢地区学修会に出席させて頂いて」


大阪地区 A.H

 この度は、11月14日の金沢地区学修会に出席させて頂きまして、誠に有り難うございました。

 「自分が行こうと決心すれば、必ず天上にいませる皆様の守護・指導霊様にはあらゆるご協力をされ、皆様を光の場(学修会)へ送り出されます」と、丸山先生がお話しくださいました通りに、次々と心配が取り除かれ、学修会当日の朝、出席出来ることとなりました。

 急な出席のお願いにもかかわらず、金沢の皆様は温かく迎えてくださり、思いがけず、席もご用意くださるなど、細やかなお心遣いが有り難く、大変感激いたしました。

 また、丸山先生と法友の皆様のお話をお聞きしながら、偉大な主・高橋信次先生の法を学修させて頂く「ひかりの場」に自分が存在させて頂いていることが、どんなに有り難く幸せなことなのか、ということにも気付かせて頂き、あらためて深い感動を頂きました。

 今、私の一番の心配は、肺がんを患っている義父の体調なのですが、ここのところ食欲もあり、学修会当日の朝まで発熱もなく、お元気でいてくださったことにもお計らいを頂きました。

 それどころか、あくる日の日曜日にジムへ行く予定がとても待ちきれずに、私が学修会に参加している間(土曜日)に行ってこられた、というくらいお元気だったそうです。

 私は正法にご縁を頂きまして、今やっと周りに居てくださる方々に、少しずつ感謝出来る気持ちにならせて頂いております。これまでの私は、いつもいつも母を許せず、永きに亘り母を裁き、丸山先生のご指導の意味も分からずにおりましたが、天はこのような愚かな私を憐れに思われ、たくさんの方を、目の前に置いてくださったのではないかと思っております。何故なら、私は母の事になると感情的になりやすく、なかなか善意なる第三者の思いを持てなかったからでございます。

 私の主人のご家族は、カトリックで、「義父はちょっと気難しい方だけど、穏やかな家庭」だと、私の目には映っておりました。主人は結婚以来、あまり実家のことを話したがりませんでしたが、ご両親様のことが苦手だと言うことは感じていました。今回、義父が余命少しとなっても、主人だけではなく、どなたも義父の近くに寄り添わない事に大変驚いた私に、主人は、「うわべだけの家庭で育ち、親と子の心からの対話もなく、バラバラであった」というさみしさを、初めて打ち明けてくださり、私と母の方が、思ったことを言い合い、けんか出来て自分よりずっと幸せでうらやましいと言われました。初めて主人の苦しみ悲しみが、私よりもずっと深かった事を知り、衝撃を受けました。

 私は、主人が子供達を愛情深く育てるのを見て、まるで父から頂けなかった愛情を私が頂いているようで、心が満たされ癒されてきたように、主人も自分が親から欲しかった愛情を子供達にかけることによって、主人の心が癒されていたことを知りました。そして、主人がいつも私と一緒に行動したがったのは、私に母親を求めていたからなのだなと思いました。

 今、このレポートを書かせて頂きながら、「私は今まで、主人の心を癒すような温かい思いで接してきただろうか」と、反省させて頂きました。このように、さみしく頑な思いの主人が、私には一番心を許してくださっていたのに、私は自分の気持ちばかりを押し付けて、主人の心を大事にしようと思いやってこなかったのではないか、自分のさみしさを埋めて欲しいと、主人や子供達の気持ちも考えず、甘えてわがままを言ってきてしまったのではないか、と振り返り、涙が溢れました。

 また、目の前の人々から見せられた、許せない心、愛情に飢えている思い、地位・名誉・学歴・財産にこだわり、そして足ることを知らない思い、支配、人間不信、他力の思い等、それらすべて、私の育った家庭にもあったことであり、過去の私でもあり、現在の私の姿であることに気付かせて頂きました。主人の家族間のギクシャクも、冷静に見つめてみますと、誰もが、正しいことを知らなかったが為であり、どの方も悪意はなく、心の奥に温かいものがあるのが感じられるのです。

 私はいろいろな思いの方々を目の前にして、天より、私の思いを整理するように、教えて頂いたように思います。

 さらに、違う視点から見てみますと、義父が死に対する恐怖のために、周りの方に思いやりを持つ余裕がなく、困らせてくださいますお蔭様で、どんどん周囲の者が助け合い、思いが一つになってきたことに気付かせて頂きました。閉鎖的だった主人の家庭も、だんだんと門が開いてきたように思います。

 もしかしたら、『ひかり』誌のバックナンバーにお書きくださっていましたように、義父も、私達のカルマの修正の為に、今世では約束どおり悪役を演技してくださっているのではないか、とさえ思えてくるのです。

 ですから、丸山先生が「偉大な主・高橋信次先生ご講演のテープを聴かせて差し上げたら、この方は分かられますよ」と仰ってくださいましたお言葉に、嬉しくて心が躍りました。

 金沢の学修会では、ご家族ご親類の皆様が、力を合わせて伝道されているご発表に感動いたしました。私もこの一歩が大きな一歩になりますように、勇気を持って義父にテープをお聴かせし、家族に伝道することを目標に努力いたします。

 大宇宙大神霊・仏様、いつもお見守りくださり、沢山のお導きを頂きまして、誠に誠に有り難うございます。

 丸山先生、温かいご指導をいつもいつも有り難うございます。

 金沢の学修会にまた出席出来ますように、毎日の生活の中で実践に励みます。

 どうぞこれからも何卒宜しくお願い申し上げます。

   (兵庫県西宮市・主婦)





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