「ある友人からのご質問について」


大阪地区 K.H

 先日、『ひかり』誌(2009年7月号)を初めてお渡しさせて頂いた方よりお電話を頂き、「3つだけ教えてほしいことがあります」と言われました。

 1つめは、「月刊誌全体を通して言葉使いが丁寧すぎるように思いますが、それはどういう訳ですか。たとえば身内に対しても敬語を使っておられることに違和感があるのですが……」というご質問でした。

 このご質問に対し、「この世の尺度で計れないほど偉大なお方、偉大な主・高橋信次先生のお説きになられた正法を学ばせて頂いておりますと、神仏様はいつも見ておられる、と天を意識していることが大事だということが分かってきます。神仏様を間においてみると、たとえ身内であっても目の前の方は全て、仕事も全て天を通して今お与え頂いているのだということを素直に受け止めることが出来るのです。実践の場を天から頂いている、自分の力など何一つなく、全てお与え頂いていることが分かり、おのずと謙虚な心にならせて頂けるのです。神仏様を敬い、畏れる思いが、そういう表現になってくるのだと思います」とお答えさせて頂きました。

 これまで多くの方からこの質問を受けました。なかなかお答えするのが難しかったのですが、自分の心から思うことばでお話しさせて頂きますと、この方のお心にも通じたようでした。その方は、「まだまだ自分は、そういう心になれないけれど、それが本当でしょうね」と言ってくださいました。

 2つめは、「ある方のレポートの中に『正法を一生懸命勉強しますと、自然に寺社仏閣には行かなくなります』とありましたが、それはどういうことですか」というご質問でした。

 このご質問に対して、「私は正法に触れるまで、神仏様は神社・仏閣にいらっしゃると思っていましたが、偉大な主・高橋信次先生のご著書を拝読いたしますと、神仏様は神社・仏閣にいらっしゃるのではないこと、そして、今まで神様と思って祈っていたものが、大変危険なものであることが分かりました。

 偉大な主には、『日本のお祭りには、おかめや、ひょっとこや、キツネ等、おそろしいお面が出て来ることから見ても、まともなものを祭っていないことが分かります』ということをおっしゃっておられます。また、『本当の神様とは、人間の作った神社や、形あるものの中にあるのではなく、実は自分の心の中にあるのです。人生において為すべき道、その中に存在しているのです。だから神社・仏閣で手を合わせ、お願い事をすると、自分の心が神の光に満たされていれば別ですが、ちょっと暗い心でいる時など、近づいただけでもその心に同通した不調和な霊にとりつかれたりするのです。手を合わせただけでも魔の支配下に入ることがあるのです。さわらぬ神に祟りなし、ということなのです。自己保存、自我我欲の拝む対象としての間違った思想は、人間の心の奥底まで腐らせてしまいます。自らの力で生き、くもりのない正しい生活をしていけば、自然に神の光によって満たされ幸福になるものです』と、教えて頂いております。

 『正法を一生懸命すると神社・仏閣に行かなくなる』とは、そういうことなのです。正法を学んで実行することが一番なのです」とお話しさせて頂きました。

 その方は何の抵抗もなくスーッと心で受け止めてくださり、「自分もそう思っていました。だから神社で手を合わせてお願いしたり、お守りなど買い求めたこともありません」と言われました。「しかし、家の者が買ってきたりしたお守りが家にあると思いますが、その処分はどのようにすればよいのですか」と聞かれましたので、「処分の仕方は、その方法だけを知って行ったからといって、本当に処分出来るわけではないのです。まず、偉大な主・高橋信次先生のご著書を何回も拝読させて頂いて、日々、心と行いを正す精進努力を重ねていき、心が光りに満たされるようになって初めて、処分出来る状態になるのです。もし、それ以前に処分の仕方だけを真似て行うと、大変危険であると、先生よりご指導頂いています。ですから、まずはしっかりとお勉強され、先生のご指導に沿って処分された方がいいと思います」とお答えしました。

 また、「人間は、目に見えない神秘的な世界へ入りたがりますが、他力信仰は絶対にいけないのです。自力以外に他力の大光明を得ることは出来ないのです」ということをお話しさせて頂くと、本当によく理解され、話が盛り上がりました。

 最後に、「この『ひかり』誌を発行されている丸山先生とはどのようなお方ですか」とお尋ねになりましたので、「この世で唯一人々をお救い出来る御教えは、偉大な主・高橋信次先生がお説きになられました、この偉大な正法だけです。丸山先生は、偉大な主・高橋信次先生からご下命を頂かれたお方で、今まで34年間、手弁当で日本各地に出向かれて、正しい神理をお教えくださっておられます。全くの無所得で愛一杯にご指導くださり、お救いくださっております。それはこの地球を神の王国にするためであってお金儲けのためではありません。法は一人では学べません。正しい師を選ぶことが大事です。偉大な主・高橋信次先生のお名前を語る人はたくさんおられますが、その語る方の考えが入っていればそれは法ではありません。偉大な主・高橋信次先生の正法が正しく守られている所は世界で唯一、丸山先生の所しかありません。『正法から外れていたらこの月刊誌も発行出来ません』と、丸山先生はおっしゃっておられます。

 文証、理証、現証の三証があり、お金儲けのための活動をしていない所が真の御教えのある所です。丸山先生は、偉大な主・高橋信次先生がなされたと同じようにウ所得の奉仕をされておられます」とお話しさせて頂きました。

 また、丸山先生は偉大な過去世をお持ちの方で、弘法大師様や、ガランダ様であられたことをお話しさせて頂きますと、驚かれたようでしたが、関心を持って聞いてくださりお心で分かってくださいました。また、そのことが詳しく載っている月刊誌をお送りさせて頂く約束をいたしました。私達が丸山先生にお出会いさせて頂き、多くのお救いを頂きました体験のお話もさせて頂きました。

 この方は、私の昔の親しい友人ですが、お互いに結婚してからは年賀状だけのお付合いになっておりました。3年程前突然お電話を頂き、美術展にお誘いくださいました。お互いの近況を語り合い、積もる話をいたしました。彼女のお話をお聞きしながら、この方なら分かって頂けるかも知れないと思い、正法のお話をさせて頂きました。ご著書を是非お読みくださるようお願いしました。何か変な宗教とでも思われたのでしょうか、その時は「また、困った時にお願いします」というお返事でした。私はその後、お手紙を添えてご著書をお送りさせて頂きました。「読んでみます」と言ってくださいましたが、それから何の連絡もありませんでしたので、いよいよダメかなと思っておりました。

 ところが、1年ほど経って突然お電話を頂き、ご拝読頂いていたことを知りました。「もう何度も何度も繰り返し読ませて頂いています」と言われたのです。私は嬉しさの余りはやる気持ちで、初心者ご講演会にお誘いいたしました。しかし、98歳のお姑様のお世話をされながら、ご主人様の会社の事務を手伝っておられるので無理強いは出来ませんでした。そしてこの夏、久しぶりにお会い出来ました折、初めて『ひかり』誌をお渡しさせて頂いたのでした。それから1カ月も経たないうちに、前述のような疑問を追求してこられるなんて、すごいと思いました。

 これまで多くの方にお伝えさせて頂きましたが、自分から求めてこられた方は初めてでした。また、法友が一人増えて本当に嬉しく思っております。なかなか当会にお連れすることが出来ませんが、一人でも多くの人に真心を込めてお伝えし、天にお返ししていきたいと思っております。神の御心をお伝えさせて頂くのですから、ご理解頂けるまで心を込めてお話をし、法を曲げて伝えることのないようにしなければと思っております。それは私達一人一人の責任だと思います。ご著書を拝読し、実践を怠らず、何を聞かれても正しく答えられるよう精進しなければならないと思っております。見えない糸でつながったご縁を頂き、今があることを思いますと本当に嬉しく感謝の気持ちで一杯になります。天のお導きに感謝申し上げております。丸山先生に、この悦びと感謝の気持ちをご報告させて頂きます。

   (大阪府豊中市・主婦)





↑ページの最初に戻る