「第34回 偉大な主・高橋信次先生に捧げる感謝と誓いの会」に参加させて頂いて


福岡地区 M.I

 畏れ多くも、「第34回 偉大な主・高橋信次先生に捧げる感謝と誓いの会」に初めて参加させて頂きまして、心がふるえる思いでいっぱいでございました。

 丸山先生が『光の器を』『心行・祈願文』、そして、「偉大な主・高橋信次先生の御最後のお言葉」をご朗読くださり、大変感激いたしました。式典の間中、丸山先生の力強いお声が頭からはなれませんでした。

 そして、宿に帰るなり主人に「もう一度丸山先生のお声をお聞きしたい。テープかビデオがあればお借りしたい」と伝えました。昨年10月に入会させて頂き、今回初めて『心行・祈願文』を拝受させて頂きましたので、金沢から帰りました後は、毎日『光の器を』『心行・祈願文』を、主人と共に唱和させて頂いておりますが、日に日に先生のお声をお聞きしたいという思いがつのるばかりでした。

 先日『ひかり』誌を拝読していましたら、丸山先生が「私たちは目に入るもの、耳にするものの形の世界に心をうばわれ、表面意識で簡単に判断してしまうのです」とご指導くださっているところを拝読させて頂き、はっと気付かせて頂きました。私は、先生のお声の入ったテープが欲しいと、何か「もの」に心をうばわれていたのではないかと、心の勉強をしているのにはずかしくなり反省いたしました。ところが不思議なことですが、反省をさせて頂いたとき、丸山先生の『光の器を』ご朗読されていたお声が心の中に聞こえてまいりました。お姿も浮かんでまいりました。ほんとうに感激でいっぱいになり、涙が溢れてまいりました。テープやビデオにとらわれていた心は他力であったのではないかと思いました。そして、先生はいつも、頭ではなく心で聞き、心で考えるようにとご指導くださいますが、先生のお声を心でお聞かせ頂くというのはこういうことなのかもしれないと思わせて頂きました。

 また別の日に、『ひかり』誌2005年12月号福岡地区伝道だよりの中に、「神仏様に対して、毎日、どの様な感謝、報恩の誠心を捧げておられるか。例えば太陽をご覧になられる時、『あっ、太陽が出ているな』と思われるのか、それとも心の中で、『あー、有り難うございます』と申されるのか、また、どんな時にも、人が百人居ようが千人居ようが、帽子を取ってその場に止まって、深々とお辞儀をされるのか。どのような生き方をしておられるのか」とお書きになられているところを拝読させて頂きました時、私は太陽様に対してそういう感謝の心がなかったことに気付かせて頂きました。

 2日後、歯科医院での待ち時間に、また『ひかり』誌2005年12月号を拝読し、感激しながら線を引いていました。その日は空模様が怪しかったのですが、傘を持たずに出かけており、治療が終わり外に出ると小雨が降り始めましたので、主人にバス停まで傘を持ってきて頂くように連絡をしてバスに乗りました。途中空が真っ暗になり、ものすごいどしゃ降りになりましたので、傘をさしてもずぶぬれになるのを覚悟していましたが、バス停につくと本当にタイミングよく雨が止みました。主人が車で迎えに来てくれていましたので、車で家まで帰りました。玄関の前で車が止まったとき、太陽の光がぱーっとまるで私にスポットライトをあびせてくださっているように射しましたので、おもわず「わー」と声をあげました。車のドアを開けて降りるまで光が射してくださっていて、おもわず空を見上げ「有り難うございます」と感謝申し上げました。ほんとに一瞬の出来事でその後すぐに太陽様は雲に隠れてしまわれましたが、深い感動が心に残りました。

 数日後に『ほくりく』誌1986年3月号を拝読させて頂いているとき、丸山先生のお書きになられた「正法に帰依して」の中で、「あの太陽を見上げても、いつもニコニコと笑いかけるように与えてくださっている、あたたかい熱と、目もくらむような光は、どんな地域にも平等に与えられているのを見ても明瞭であります。そして無限の慈悲を与えつづけておられる太陽は、私たち神の子に、悦びと報恩感謝という限りのない愛の奉仕を教えてくださっています。しかし、私達はいつのまにか、太陽を始め大自然の偉大なる恩恵を忘れてしまい、あたりまえという誠に恐ろしい心になってしまっております」とお導きくださっておられるところを拝読させて頂き、私も太陽を始め大自然の偉大な恩恵を忘れてすごしていたことに気付かせて頂き、深く深く反省いたしました。

 次男の家庭の不調和の事で正法に触れさせて頂きました私達夫婦でしたが、正法を学ばせて頂くうちに、私達自身の心が少しずつ調和されてまいりました。次男がお嫁さんと調和するには正法しかないと思い、次男には幾度もご著書を拝読するように勧めていましたが、なかなか読んでくれませんでした。6月の福岡地区勉強会で、M.K様がお父様へ伝道された時の、命がけで伝道された様子をお聞きして、私は次男夫婦にそこまで一生懸命伝道していなかったことを反省いたしました。そして、勇気を出してお嫁さんにもご著書を薦めてみようと思い、手紙を書くことにいたしました。手紙には、ご著書と『ひかり』誌を拝読した次の日に、思いがけずお嫁さんが3年ぶりに訪ねて来てくださったことや、もう会えないかもしれないとあきらめていた孫2人にも再会させて頂けたことなどに対して、心から感謝していること、そして、私がご著書に出会って、お嫁さんとの縁の深さを感じるようになり、本当の娘だと心から思えるようになったこと。また、ご著書を読んで頂ければ私の本当の気持ちを理解して頂けると思うということなどを、心を込めて書かせて頂きました。

 その日次男にもご著書を拝読するように言いましたところ、今まで「僕は読みません」と拒絶しておりましたが、「少しずつでいいから是非読んでみてごらん」と言って、『心の発見・神理篇』を1冊渡しましたところ、なんと「少しずつでいいなら読んでみる」との答えが返ってきました。そしてその日は、早速ご著書を開いて数ページを拝読させて頂いたようでした。

 その翌日、お嫁さんへ渡すご著書を購入するため、次男に運転してもらい、K様のお宅にお伺いしました。K様宅についたときに次男にも挨拶をするように言いましたが、「外で待つ」と言い、次男はK様宅から2〜3メートル離れて車を止めました。そのときM.K様が車の中の次男に、「是非寄っていかれてください」と声をかけてくださり、次男は初めてお邪魔することになりました。

 そしてK様ご夫妻様には、ご自身が正法に触れられたきっかけや、お父様がお救い頂かれたことなどについてお話をして頂きました。次男は車が好きでバスの整備士をしていますが、I.K様のお父様もバスの整備士をされていたとのことで、何かしらご縁を感じさせて頂きました。I.K様は、次男に対し、心について具体的に車と運転手に例えて解りやすく話しをしてくださり、次男も熱心に耳を傾けていました。また『ほくりく』誌創刊号を読むように勧めて頂き、その場で息子は拝読させて頂きました。ご夫妻様には、次男に一生懸命伝道してくださり、あっというまに2時間が過ぎました。K様ご夫妻様には、心から感謝申し上げます。

 家に帰ると間もなく、お嫁さんから次男に電話があり、私達は用事がありましたので出かけておりましたが、帰ってきて話を聞くと、いつも次男はお嫁さんとの話の内容を私達には話さないのに、今回は「今日は子供たちの様子やいろんなことを妻と話せた」と話してくれました(次男は今お嫁さんとは別居中で、私達と住んでいます)。話の内容で私が一番感じました事は、今まで次男は頭で考えて言葉を出していたのが、例えば「そんなふうに思わせたらごめんなさい」と、心からお詫びする言葉が出てくるようになり、相手に心が伝わったのではないかと思いました。次男は、「今までもそういうふうにやさしい言葉で話していた」と言いましたが、心から出る言葉は、相手に伝わることを実感いたしました。本人は、まだ自分の変化に気付いていないようですが、母である私から見ると、変化があったことが分かります。これはK様のお宅にお伺いして、正法を一生懸命伝道して頂いたお蔭様と感謝いたしております。

 そして、その日の夜9時ごろ、めずらしくお嫁さんより電話があり「主人(私の次男)が私の意見を初めて聞いてくれました。お母さんのおかげです。有り難うございました」と、悦びと感謝の言葉を頂きました。やっと次男夫婦の心が通じ合えるようになってきたのではと思わせて頂き、本当に嬉しく思いました。

 その2日後の朝、お嫁さんより、「一緒に買い物に行く約束でしたが、体調が悪くて行けません」という電話があり、いろいろ話を聞いているうちに、お嫁さんを助けてあげたいという気持ちがこみあげてきて、何とかしてあげたいという思いでお見舞いに伺いました。これまでは家の中に入ることが出来ず、玄関先で用事を済ませて帰っていましたので、お嫁さんが私を受け入れてくださるかとても心配でしたが、その日は「どうぞ」と言って抵抗なく私を家に招き入れてくださいましたので、本当に嬉しくて掃除・洗濯をさせて頂きました。そしてソファーの上に先日お渡ししたご著書が置かれていたので、拝読してくださっているのだと、大変嬉しくなりました。

 掃除洗濯をしていると、ご著書をお渡しした時にいっしょにお渡しした手紙のお礼を言われました。さらに、「今日の掃除洗濯、有り難うございます」と言われ大変感激いたしました。私はお手伝いさせて頂けたのが嬉しいとニコニコ顔で話しました。そして、過去に私の一言でお嫁さんを傷つけてしまったことを、素直な気持ちで謝ることが出来ました。お嫁さんも「気にしていません」と仰ってくださいました。もっともっと正法を勉強し、精進させて頂き、お嫁さんに本当の親子のように愛をいっぱい差し上げられるようになりたいと思っています。

 金沢より帰りましてから、ご著書を拝読していましても、今まで拝読していた時とは違い、とても心にしみこむようになりました。そして、時間があればご著書を拝読したくてたまらない状態になっている自分に、自分でも驚いています。

 今まで3年間、誰にも打ち明けられず、ずっと心を悩ませていた色々な苦悩が、正法にご縁を頂いた直後から、次々と良い方向に向い、特に「感謝と誓いの会」より帰りましてからは、毎日のように奇跡としか思えないようなことが起き、日々お救いを頂いております。本当に、正法は偉大な御教えだと、ただただ感激させて頂いております。次男もあれから毎日ご著書を拝読していて、朝の目覚めが大変良いようで、私達も驚いています。私達夫婦も、ご著書と『ひかり』誌の拝読により、いろいろなことに気付かせて頂き、感動感激の毎日を過ごさせて頂いております。これからも、1秒1秒を正法に適った生活をし、精進していきたいと思います。

 「第34回 偉大な主・高橋信次先生に捧げる感謝と誓いの会」に夫婦そろって参加させて頂き、大宇宙大神霊・仏様に対しまして、心より感謝をお捧げ申し上げます。

   (熊本県熊本市・主婦)





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