「尊敬について気付かせて頂いたこと」


福岡地区 S.S

 丸山先生には、いつも心温かいご指導を賜り、誠に誠に有り難うございます。まだまだ肌寒い日の続く今日この頃、また大陸よりの黄砂や花粉飛来等、アレルギーのある方には大変辛い季節でもあります。しかしながら春の訪れと共に新芽が芽吹くのは大変心がうきうきと楽しくなります。

 『ひかり』誌2月号にて、コリン・パウエル様へお送りされた、丸山先生のお手紙を拝読させて頂き有り難うございました。まだ入会させて頂いて間もない私ごときが大変僭越ではございますが、先生には、33年間という大変永い間、少しもぶれることなく真直ぐにご精進され、偉大な主・高橋信次先生よりご下命頂かれた、過去世大ヤコブ様への伝道を、今正に果たされんとされておられますことに、大変感動させて頂きまして、悦びで一杯でございます。

 伝道とは何かという事をお教え頂いた様に思わせて頂いております。私のように愚かな者は現世的に物事を考えてしまい、不可能と思われる事に努力もしないで諦めてしまいがちですが、神仏様のなされる事に不可能はないと改めて思わせて頂きました。当然ながらそれには大変な精進・努力と、法に沿った正しい実践が不可欠であるということをズシリと重く実感させて頂きました。有り難うございました。

 去る2月21日に開催されました、福岡地区勉強会において、コリン・パウエル様へお手紙をお送りされた時のご様子や会員のメッセージの冊子、文箱の写真などを拝見させて頂き、法友の皆様と共に悦びを共有させて頂きました。そして今、当会全体が熱く盛り上がっている時でもあり、本部を中心に各地区委員の方々の伝道に対する熱い思いと「伝道とは」ということを私達会員にも分かりやすくお話しくださり、私達夫婦もぼやぼやしてはおれないと心が熱くなりました。

 早速3月の福岡地区勉強会では、3グループに分かれ、日々の精進について、または、ご著書や『ひかり』誌を拝読した中で感動・感激をさせて頂き、日常生活の中で実践させて頂いていることなどを全員が発表するというもので、大変学びの多い有意義な勉強会でした。

 先日私は、この方には絶対正法をお伝えしなければと以前から思っていた、会社の同僚(女性)の方に伝道することが出来まして『心の発見・神理篇』『ひかり』誌2009年2、3月号、そして「母の愛」をお渡しいたしました。その方は「Sさんの言う事だから」と言ってくださり、とても熱心に話を聞いてくださいました。

 その日の夜、その方に正しくお話し出来たかなと反省しました時、気付かせて頂いたことがありました。その方が、「Sさんの言う事だから」と、私のような者を尊敬していると言ってくださった事をとても嬉しく、有り難く思わせて頂き、謙虚に受け止めさせて頂き、更なる精進をして行かなければと思わせて頂きましたが、この事をきっかけに、「尊敬」という事につきまして、『ひかり』誌2000年5月号に掲載されています法友様のレポートの中で、その方がマザーテレサ様を崇拝しておられた事に対し、丸山先生が「それは神理ではありません……」と御指導されていた事を思い出しました。

 当時そのレポートを読ませて頂いた時、私は「何故マザーテレサ様のような立派な方を敬う事がいけないのだろうか」と思い、理解出来ないままでございました。しかし、今回その方が、私のような間違いだらけの人間を尊敬していると仰ったことで、先生のご指導を思い出させて頂き、もう一度考えてみました。そして、先生のご指導は、「人を尊敬する」ということを間違って捉えてしまうと、その方が正法から外れた事を言われたり、行われたとき、その間違いに気付かず鵜呑みにしてしまう危険があるという事ではないかと思わせて頂きました。

 常に正法を物差しにし、正しい思いや行いに対し尊敬の念を持たなければいけないのではないかと思い至り、人を中心に見ると、気付かないうちに盲目的にその人の全てを信じてしまい、自力で考え、行う努力をせず、まちがった思想を信じてしまうことになってしまうのではないかと言うことに気付かせて頂きました。

 今、主人と二人で20人の方にご著書をお渡しする事が出来ました。私達夫婦も伝道してくださった法友様への感謝の心をいつも持ちながら、機会有るごとに、法に触れさせて頂いた悦びをお伝えして行きたいと思っております。

 丸山先生、いつも温かいご指導を頂きまして、有り難うございます。明日の4月5日は、コリン・パウエル様のお誕生日とお聞きし、心よりお祝い申し上げます。来たるべき、過去世大ヤコブ様、現世コリン・パウエル様のご来日に向かい、どうぞご自愛くださいますようお祈り申し上げます。

 末筆ながら、丸山先生と御奥様のご健康を心よりお祈り申し上げます。

   (福岡県北九州市・会社員)





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