委員研修会(於大阪)に参加させて頂いて


福岡地区 I.S

 去る、2008年11月24日に行われました、大阪での委員研修会前日は、金沢にて委員研修会が行われましたが、その日、東京地区からご参加の法友様には、往きの電車の中からご光輪情報をお伝えくださり、福岡地区でもそれはそれは大きなご光輪を拝見させて頂くことが出来ました。「伝道」がテーマの委員研修会に対しまして、畏れ多くも天上界よりお励まし頂いているエールではないのだろうかと思わせて頂きました。

 大宇宙大神霊・仏様に対しまして、心から感謝の誠をお捧げ申し上げました。

 鹿児島地区の皆様のご発表が続く中で、先生には、「私の伝道の原点は両親に対する感謝です」とお話しくださいました。「両親のことを思う度にニコニコ顔の両親の姿が浮かんできます」とお話しくださいました。ご両親様のニコニコ顔と伝道が何故結びつくのかが私には直ぐに分かりませんでしたが、時間の経過とともに、きっと先生には、伝道出来る自分を造る以前のことをお話しされているのだろうと思わせて頂きました。

 伝道の前提に、私達は両親への反省を通して、両親に心からの感謝を捧げた時に、両親がその心を受け取ってくださり、そして「有り難う」という両親からの感謝の思いがニコニコ顔ではないのだろうかと思わせて頂きました。

 両親のニコニコ顔を拝見させて頂くことで、さらに感謝の心が湧いてきて、その思いを、悦びを伝道に繋げて行くことが正法者の伝道ですよ、とお話しくださったのではないのだろうかと思わせて頂きました。

 反省が苦手で、両親に対する満足な反省の出来ぬままに今日に至っている私には、お恥ずかしい限りですが、ここまで辿りつくのに数日を要しました。

 先生のお話からヒントを頂きまして、現在実践させて頂いていることがあります。1人になって自分の時間を持たせて頂ける時に、両親と過ごした昔の日々を、出来るだけ静かに振り返らせて頂いております。そんな中で両親に特に悦んで頂いたことを思い出しました。それは小学校低学年の時、南国にしては珍しく、雪の舞う寒い日のこと、母に連れられて近くの鬼子母神神社のお祭りに行ったことを作文にして学校に提出しましたら、それが校内の文集に載り、校内放送で朗読して頂いたことがあり、両親には大変悦んでくださり、特に母は、ガリ版刷りされた文集を持って、近所の人達に自慢げに吹聴して廻っていた事を鮮明に思い出しました。

 当時は授業の一環で為したことが、結果的には両親に悦んで頂いたことに繋がりましたが、歳を重ねて現在、家内のお蔭様で、偉大な「正法」にめぐり合わせて頂いたことを思う時、この世での最高の親孝行の方法をお教え頂いているにも拘わらず、上辺だけの両親の供養になっているのではないだろうかと、気付かせて頂きました。

 あの世に旅立っておられる両親のニコニコ顔を拝見させて頂くまでは、私のこの世における親孝行に終わりはないことを、今回の委員研修会で特にお教え頂いたように思わせて頂きました。

 時間の許す限り両親のことを思い、思い出し、両親から頂いたこと、両親にして差し上げたことを法により点検させて頂き、正しい供養に努めてまいりたいと思います。

 研修会用に、K様ご夫妻様が短時間でお纏めくださいました資料を、感謝を申し上げながら拝見させて頂きました。

 当会における正しい「伝道」の在り方と、「伝道」に対する熱き思いがこの資料には込められているように思わせて頂きました。

 資料の中で「自分の今の幸せは、偉大な主・高橋信次先生の正法に出会わせて頂いたからであり、それは、伝道して頂かなければ叶いませんでした……」とあります。その事に良く気付かせて頂いた時に、お伝え頂いた『正法』を次の方にお伝えしなければ、法の灯火は自分の都合でそこで止まってしまいます。自分が『正法』によりお救い頂き今が幸せなら、心熱きままに、自分をとり巻く次の方にお伝えさせて頂くことが、神仏様とのお約束を果たす神の子の本当の姿であることを改めまして深く思わせて頂きました。

 昨今の混迷する社会に必要な尺度は、偉大な『正法』しかないことを胸に刻ませて頂き、法友の皆様と共に、正しい「伝道」に再度取り組ませて頂くことをここにお誓い申し上げます。

 偉大な主・高橋信次先生に対しまして、今回委員研修会に参加させて頂きました悦びを、感謝の誠としてお捧げ申し上げます。

   (福岡県筑紫郡・自営業)





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