正法によりお救い頂いて

大阪地区 H.Y

 私の両親は、私が中学2年生の時に離婚いたしました。その後、私達3三姉妹は母に育てて頂きました。

 その為、私は母に対しての感謝の思いから「お金には苦労させたくない」といった、お金に対する執着を 作って行きました。「ただ、お金さえあれば幸せなん だ。安心なんだ」と愚かな思いでいました。

 また一方の父の方は、私に対してお金の苦労ばかりかけてきました。私は、その度に「どうして私だけがこ んな思い をするのだろう?」と苦しみの渦から抜けれない状態でいまし た。

 そんな時、C.Y様より、偉大な主・高橋信次先生のご著書を紹介して頂きました。これまでの自分自身を 振り返り反省させて頂き、今までの思い、行いが 間違っていた事を分からせて頂きました。

 「苦悩の原因 は、全て自らの思いと行いがつくり出している」という、偉大な主のお言葉に、今までの私の苦しみは、私自身に原因がある事に気付かせて頂きました。また 「ど うして私だけが……?」と、これまで探し続けていた答えが見 つかったことに、とても心に大きな悦びを頂きました。それと同時に今までの私は、本当に自分勝手で優しさのない心の貧しい人間で、母や妹達、家族や多くの 人様を傷つけてきた事を、神仏様に対して、心よりお詫び申し 上げました。

 もし、C.Y様とのご縁がなく、正法を学ばせて頂く機会がなければ、自分の愚かさに気付くことなく、多 くの苦しみをつくり、周りの人に対して悪の種を蒔き続けてきた事と思います。

  8月の大阪地区学修会で、丸山先生より、母や妹達への伝道をご指導頂いておりますが、まだ 私自身、壁が破れず母に対して伝道出来ておりません。しかし、先 日10月8日、私達家族にとって感動的な出来事がありました。

 それは、この日、1年生になる姪っ子の初めての運動会で、家族みんなが楽しみにしておりました。母は、 朝早くから姪っ子の大好物のお弁当を作り、また 父の方も姪っ子の悦びそうな服を着て出かける事に、子供のように興奮しておりました。

 ただひとつ問題点は、離婚している両親が顔を合わせるという事に私自身心を悩ませていました。

 運動会の数日前、母に「お父さんと 一緒に車に乗って行くのは嫌やんなあ?」とたずねたところ、母は何も返事をしなかったため、私は別々に姪っ子の小学校まで送る事を決めました。そして当日 の朝、突然母から、「2回も往復するの大変やから、お父さん に電話して一緒に行くようにお願いして!」と言ってくれたのです。私は驚きましたが「有り難う」と返答し、すぐに父に電話をし、母と妹と一緒に父を迎えに 行きました。

 父は母がいるのにとても驚いていましたが、車中 では、姪っ子の話題で会話が弾みました。姪っ子の母になる次女の妹も、父と母が一緒に来た事に大変驚いていました。

 1年生の姪っ子の下には、3歳になる妹がおり、父と母は、その妹の手をとり、危ないからと左右で手をつなぎ小学校まで歩いて行きました。両親の仲睦まじ い 光景に大変感激し、夢を見ているようでした。神仏様よりお与え頂いた奇跡だと、感謝の思いで胸が一杯になりました。

 そしてまた、夕食も家族みんなで外食をいたしました。両親が揃った中で身を置く事は、何十年ぶりかの出 来事でありました。私は、安心感に包まれとても穏や かな心にならせて頂きました。本当に幸せな時間を過ごす事が出来ました。

 現在、一人暮らしをしている父にとっても、信じ難い、とても幸せな一日になったようでした。

 父は11月に白内障の手術をする予定です。今、偉大な主・高橋信次先生のご講演テープを聴いて頂いています。父は、「この人は、本物や!」と言って感動 し ておりました。最近は、父の家で二人でテープを聴かせて頂いたり、正法のお話をさせて頂く事が出来るようになりました。

 この事に対しましても、神仏様のお計らいだと思わせて頂いております。これからも偉大な主・高 橋信次先生の御教えを信じ、素直な心で実践して行こうと決意を新たにさせて頂きました。

 日々のご著書の拝読、ご講演会、地区勉強会、班の勉強会への参加、心を裸にした反省を行い、常に善なる 第三者の立場で、物事が 判断出来るよう、努力して行きたいと思います。

 そして、私がC.Y様から悦びをお与え頂いたように、私自身もいつも心に悦びを持って、私の周りにいる友人や職場の方を始め一人でも多くの人に伝道し て行きたいと思います。

 正法にご縁を頂けました事に、心より感謝申し上げます。有り難うございました。
 
  (兵庫県神戸市・介護福祉士)



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